作業内容・働き方について

Q1: 就労継続支援B型とはどのようなサービスですか?

A: 障がいや病気などで一般企業への就職が難しい人が、雇用契約なしで自分のペースで働き、工賃を得ながら就労に向けた知識や技術、生活リズムや社会参加の機会を得られる支援サービスです。

Q2: 就労継続支援A型 と何が違いますか?

A: A型は雇用契約を結ぶ「雇用型」、B型は雇用契約がなく「非雇用型」です。B型は工賃という形で報酬が支払われ、より柔軟に働きやすいのが特徴です。

Q3: B型を利用するメリットは?

A: 雇用契約ではないので気負いが少なく、自分のペースで働ける/生活リズムを整えやすい/社会参加・居場所づくりにつながる/就労スキルや働く習慣を身につけられる、などがあります。

Q4: 誰が利用できますか?利用条件は?

A: 基本的に、障害福祉サービスの対象となる障害を持つ人で、受給者証(または障害手帳・医師の診断・自立支援医療受給者証など)を持っていれば申請可能な場合が多いです。

Q5: どんな障害・事情、特性がある人が対象になりますか?

A: ご自身で「通勤できる(ご自身が不安な場合もご家族が送迎できる場合はOKです)」「飲食できる」「排泄できる」「薬等も含めてご自身の管理をご自身でできる」方、一般就労は難しいが、働くことで生活リズムを整えたい人、体調や障害のためペースを調整したい人、まずは働く経験をしてみたい人が対象です。(当事業所はバリアフリーではありませんので見学の際にご確認ください。)

精神障害、発達障害、知的障害、身体障害、難病など、一般企業での就労が難しいと判断される幅広い障害・事情のある人が対象です。

その他、一般の大学や学校を卒業した後、一般就労が上手くいかず、どうしたらよいか悩んでいる方も対象です(受給者証の取得をお願いします)。

当事業所は「アート・デザイン、その他様々な、芸術文化に関する創作活動」が好きな人を対象とした事業所になります。

当事者と当人の良いところを見つけて育み、社会と繋げていく取組みをしていきます。創作が好きな人にとって居心地の良い環境を提供できるように当事者ご本人やご家族、支援者の意見を丁寧に聞いてより良い形で通勤できるように一緒に考えていきます。

当事業所は「居場所」としても「ちょっと行ってみたくなる居心地の良い事業所」を目指しています。

Q6: 体調が不安定でも大丈夫ですか?

A: はい。B型では利用者本人のペースや体調に配慮し、通う日数・時間を柔軟に調整できるよう当事者、家族と相談し、ご本人にとってより良い過ごし方を模索します。

Q7: 精神疾患があって人との関わりが苦手でも利用できますか?

A: 人間関係、コミュニケーションをとることがが苦手でもまずは状態や性格をお伺いしてより良い形で通って頂けるように一緒に考えていきます。

利用・アクセスについて

Q8: 通所の頻度や時間はどの程度?

A: 本人の体調・希望にもよりますが、1日の数時間、週1回〜通うような利用も可能で、無理のないペースが選べます。当事者ご本人、ご家族、支援者と連携しより良い形で継続できるよう努めています。

Q9: 通所が困難な時はどうしたらいいですか?

A: 最寄駅までの送迎対応や通所頻度の調整など、ご本人、ご家族、支援者と相談の上で柔軟に対応していく用意があります。

Q10: 年齢制限はありますか?

A: 原則として年齢制限はありません。体力や作業内容に応じて支援が調整されることがあります。

Q11: 障害者手帳がなくても利用できますか?

A: 手帳がなくても、医療受給者証などで受給者証が取得できることがあるので、相談によっては利用可能な場合があります。

Q12: 利用するにはどんな手続きが必要ですか?

A: まず受給者証の取得 → 利用を希望する事業所を決め → 事業所と契約、という流れが一般的です。受給者証の申請から発行まで自治体によって時間がかかることがあります。

Q13: 利用期間に制限はありますか?

A: 利用期間に制限はなく、長期間にわたって利用し続けることが可能です。

Q14: 送迎サービスはありますか?

A: 当事業所はJR静岡駅北口から徒歩約11分、静鉄電車「日吉町」駅から徒歩約4分、しずてつバス「栄町」バス停から徒歩約2分の所にあります。

静岡市以外の場所からも受け入れはしておりますが、原則、当事者ご自身が電車や交通機関で通勤できることが望ましいと考えています。駅やバス停への送迎等の対応についてはご相談に乗りますが、遠方のご自宅への送迎は今の所考えておりません。その他、駐車場はありませんので車での通勤はできません。

 交通手段が不安な場合はご相談ください。

Q15: 昼食は出ますか?

A: 昼食のご提供はありませんので昼食は原則として各自がご用意ください。お弁当を持参していただくのがベストですが、近隣に飲食店やコンビニエンスストア、ドラッグストア等がありますので決められた時間内に食べに行ったり買いに行って頂いてもOKです。
様々な事情で昼食の準備ができない場合はご相談ください。

活動について

Q16: どのような作業(活動)をしますか?

A: アート、デザイン、創作活動、就学が中心になります。内職等の作業は原則ありませんが、ご相談に応じています。まずは、家から外に出て通所し、社会と繋がるための活動を推奨していきます。

場合によってその利用者にとって良い(合っている)ということであれば縫製、農作業、施設外就労、PC作業など他の作業も相談しながら取り入れていくことは可能です。

Q17: 作業(活動)時間や通所頻度は決まっていますか?

A: 無理のないよう、個人の体調や事情に応じて頻度や時間を相談できます。しかしできる限り毎日通えるように事業所側も一緒に考えていきます。

Q18: アート・デザインの技術や知識を教えてくれるのですか?

A: フォーヴは①アート・デザインの場、居場所であり②就労へ向けた学びの場でもありますので、希望すればあれば作品表現への提言やアドバイス、そして学びを通した支援を行っていきます。不定期にはなりますが、画家やイラストレーター、デザイナーのセミナーやワークショップも開催することも可能です。

自分のペースで自由に描ける。学べる。社会へ繋がる。そんな場所になることを目指していきます。

Q19:具体的にアート・デザインとはどんなことをするのですか?今まで学んだことがないのでできるのか心配です。

A: 「表現や創作が好き」であることを大切にしています。その理由は「好き」であればゼロの状態であっても可能性を持続させていくことができるから。いくら上手でも得意でも途中で辞めてしまったらそこで終わりです。むしろ「好き」という気持ちをどう花開かせていくかをゼロから一緒に考えられたらと思っています。続けて行けばきっと花が開きます。「楽しく続ける」。言葉はスマートですが実践し続けるのは一人では難しいことも多いです。ご家族も含め皆で一緒に考えていけたらと思っています。

Q20:絵を描くのは好きですが、持続せず、すぐに飽きてしまったりするのが心配です。

A: 好きなことでも嫌になってしまうことは当然あります。自分のペースで構いません。少し休憩しましょう。自分の気持ちが前に向くまで例えば本を読んでみたり、おしゃべりしたり、Eスポーツしたり、お散歩に出掛けたり。気持ちを一旦切り替えてみましょう。

気分が落ち込んで今日はもう無理、となったら帰宅してまた明日頑張れるように一緒に考えましょう。「好きなことを嫌いにならないようにする」こともとても大切なことだと考えています。

Q21:アートやデザイン以外で事業所でできることはありますか?

A: アート・デザインスタジオですので、内職等の就労訓練は原則として今は考えておりませんが、希望があればその方に合った作業・活動・仕事を探す努力はしたいと考えています。何も考えずに一心に没頭できる時間はとても大切です。一緒に探せると良いですね。

工賃について

Q22: 工賃(報酬)はいくらぐらいですか?工賃保障はありますか?

A: 作業内容や通所日数・時間によって変わり、「工賃」で収入を得るので、保証された最低賃金はなく、作業内容や頻度に応じた報酬となります。

当事業所は主にデザインやアート、創作を社会へ向けて売り出していく活動が中心となります。描いた絵が売れる、表現した作品がレンタルされたり販売されたり、デザイン編集の作業で作業量を得たりと様々です。

私たちは利用者の皆様をアーティスト、デザイナーとして育み、一緒に社会へ向けて売り込んでいく活動を進めていきます。

Q23: B型の工賃(報酬)の決まり方は?

A: アート制作、デザイン活動で得た利益から、材料費や経費などを差し引いた残りをもとに「工賃形態」で配分する方式がとられます。

当事業所では工賃については以下の内容を加味して決定していきます。

①描いた絵の内容(クオリティや描画量、絵画販売、展示回数や期間、デザイン広告物への掲載や採用等)によるもの※個人の絵画が売れた場合は作者に優先的に還元されます。

②デザイン系の仕事の関与(必ず専門のグラフィックデザイナーがサポート・監修します)

③勤務状況によるもの(取組み状況・出勤日数・就業時間数等)

Q24: 工賃の相場はどれくらい?

A: 現在の一般的なB型事業所の月あたりの全国の平均工賃は約23,053円(2025年)との統計も報告されています。

これを上回る金額を得られるよう企業へ向けて様々に営業活動をしていきますが、必ずしもこの金額が毎月得られるとは限りません。

当事業所は社会に向けてアプローチし、利用者の皆さんの活動を応援しながら就労に対する手当を上げる努力を続けていきますが、出勤日数、創作の内容、(創作や学習、就労等の)意欲、月の営業活動の内容等様々な観点から決定されます。

Q25: 工賃だけで自立した生活ができるほどの収入になりますか?

A: B型事業所の多くの場合は、工賃はあくまで「収入の一部」として考えられます。フルタイムの一般就労と比べると収入は低めで、生活を支えるには別の収入源や公的支援との併用を考える人も多いです。

Q26: 利用料や自己負担はありますか?

A: 障害福祉サービスの対象であれば、 多くのケースでは、障害福祉サービスの制度を使うため、自己負担は少なく基本的には利用料金はかかりません。ただし、世帯の収入などにより自己負担が発生する場合があります。

就労支援・事業所について

Q27: 将来的に一般企業への就労を目指せますか?B型を利用した後、一般就労に移ることはできますか?

A: ご本人の希望や状況が良ければ事業所が就職に向けた支援・目標設定・サポートを行えます。
しかし、エクセルやワード等のビジネスソフトの操作、知識等パソコンのスキルや一般就労に必要なマナーやコミュニケーション力が必要とされることも多く、必ず一般就労できるとは限りません。

一般就労への支援や準備についてのアドバイスは行えます。ただし個人の状況や希望に応じて可能かどうかは異なります。

Q27: 家族の相談はできますか?

A: 「ご家族の協力がとても大切」との観点からご家族の相談も受け付けております。障害特性に関するサポートの相談や不安の共有が可能です。

Q28: 家族や支援者はどう関わればよい?

A: 利用申請や見学の手続き、利用後の通所サポート、日常生活のサポートなどで、家族や支援者が相談相手や協力者となることが多く、支援体制を整えることで安心感が高まります。

当事業所は、ご家族のご協力も大変重要であると考えています。例えば、自宅でもできることやこれまでの経緯から「伸ばせる個性」を共有してどうしたらご本人の良さをもっと引き立てていけるかを一緒に考えていけたらと思います。

Q29: 見学や体験利用はできますか?

A: 当事業所では見学、体験利用を受け入れており、実際の作業や環境を見てから判断できます。

Q30: 定年や年齢上限はありますか?

A: 原則として年齢上限は設けられておらず、年齢を理由に利用できなくなることは基本的にありません。

Q31: 利用開始までどのくらい時間がかかりますか?

A: 受給者証の申請から発行まで1か月以上かかるケースもあるため、余裕をもって手続きするのが望ましいです。利用を申し込むまでの手順は

①主治医や障害福祉窓口、市区町村の福祉担当窓口に相談 →②受給者証の取得 → ③事業所の選定・連絡 →④見学・説明会 → ⑤契約・利用開始

という流れが一般的です。

Q32: 障害手帳がなくても申請できますか?

A: 障害手帳がなくても、自立支援医療受給者証などの条件を満たせば、受給者証を申請できる可能性があります。事業所や自治体に各自での相談をお願いしています。

Q33: 事業所にはどのようなスタッフが配置されているの?

A: 管理者、サービス管理責任者(利用者の支援計画を作成・管理)、職業指導員、生活支援員などが配置され、一定の人員配置基準があります。当事業所は主にデザイナー・アートスキルを持つスタッフを配置した事業所になります。

Q34: 定員は何人ですか?

A: 最大で20名になります。

Q35: どのようなタイミングで相談・申し込みをすればいい?

A: 病状や体調の変化、一般就労が難しくなったタイミング、福祉サービスの必要性を感じたときなど、早めに地域の福祉窓口や医師に相談してください。

Q36: 利用をやめたり休んだりできる?

A: 体調不良や事情がある場合は、通所頻度の変更や休みの相談が可能です。無理せず利用できるよう配慮いたします。

Q37: 市外への引っ越しや住所変更があっても継続できる?

A: 静岡市外からも受け入れをしておりますが、新しいお住まいの市区町村の福祉窓口で受給者証などの手続きが必要になる可能性がありますので、引っ越しや住所変更前に確認・ご相談をお願いします。

ただし、遠方になればなるほど、ご家族の協力が必須となります。ご本人が継続して安心して通えるように協力をお願いしています。